「生きるぼくら」
2015年 01月 16日
いじめを受け、ひきこもりだった麻生人生。蓼科でひとりぐらしを続ける人生の祖母、中村真麻。対人恐怖症の中村つぼみ。田んぼから三人は前をむいて歩み始めた―。収穫のとき、それぞれの心に温もりが実る。山本周五郎賞作家が描く感動の成長小説。
離婚、引きこもり、過疎化、農業、高齢化、認知症、就活、自立への問題などなど、
現代の諸問題盛りだくさんで最初は辛い情景に読むのが嫌になりましたが、
主人公が蓼科に行くところから、環境の変化と共に希望へと繋がっていきます。
長男が反抗期真っ盛りの時に読んでおきたかったな。。。。
原田マハさんの小説は、性善説なんですよね。
どんな人(特に若い人)でも素晴らしい力を持っている!!!
後半は電車の中で読んだのですが、ちょっと涙が出てしまいました。
小説の中の同年代の登場人物の様に、いざという時、的確に若い人を叱咤激励できる
頼れるおばさんになりたいな~!と考えさせられました。
原田マハさんの作品まだまだ楽しみますよ!!
お兄ちゃんはいよいよ明日センター試験です!!
頑張ってね!!
by michikokojima
| 2015-01-16 14:08
| 読書