フードフォトスタイリング教室:その1
2014年 08月 25日
先生はスタイリストの岡本ゆかこさん。
小柄でキュートな印象の方ですが、長年培ってきた素敵なセンスの持ち主、とても存在感がありました。アフタヌーンティー勤務、留学を経て、お菓子とお料理の先生でもあります。
料理写真を際立たせる為のスタイリングの方法や考え方を学びました。
学んだことを忘れない為に、内容を簡単にUP致しますね。
1.座学:
A. イメージが大事。季節、誰向けなど、ストーリーを明確に。形容詞を並べてみよう!(可愛い、子供向け、大人の午後など。)小物を決めるときは、季節、どこの国ものもかも統一。(和のものは和で統一)
B. 縦の構図 (主役が何なのか決めて)
C. 立体的に
(料理は高く盛る。お皿にクロスを重ねて。フォークを重ねる。スプーンを入れる。箸をお皿に立て掛ける。
ラップや、ペーパーで台を作って持ち上げるなど)
D. 余白 (皿に持たせる余白によって、雰囲気が決まります。余白が少ないのは、丼めしなどのガッツリ系。余白が多いと高級感が出る。普通の家庭料理は8:2ぐらいに盛り付けるので、撮影の時は7:3ぐらいに。)
E. 季節、シチュエーションによってWBや露出を決める。(秋冬は暗め。春夏は明るめなど)
雑誌の写真などを参考にお話されたあと、実際にスタイリングのお手本をしていただきました。
初めの写真が実例1.「秋のカジュアルなランチ」 縦構図:WB☁:AV-0.7:F5.0
秋で、茶色のクロス。さらにクロスを重ねて、フォークは斜めに。料理はチキンがよく見えるようにしたにラップをひいて高さを出しています。寄って、主役のチキンに飾ったハーブにピントを合わせます。
クロスは色の薄いものが使い易い 。色の濃いものや柄物は少なめに使用。
スプーン、フォークなどのカトラリーは画面上、下、など空いているところに置く。
長い箸やフォークなどは、全部入れなくて良い。主役より目立たないように。
中華は縦、または右に箸、蓮華を置くルールがある。
箸はずれないように置く。
このあと、[夏ランチ]、[水ようかん]の模範スタイリング実例が続きます。
頭がもうここでイッパイイッパイでして、また明日!!
お母さん、弥生も可愛く撮ってくださいね。
久しぶりに、未知のものをきちんと学ぶとどっと疲れた週末でした。
最後の実技で一番出来の悪い生徒でした。
その分、受講料の価値があったのだと思います。